イタリアの巨匠「Enzo Mari（エンツォ・マーリ）」によるミニマルで知的な名作チェア「マリオリナ」。
そのマリオリナにモノクロタイプの「マリオリナ モノ」が登場。

50年代のスタイルを彷彿とさせる細身のフレームはそのままに、無駄のないフォルム、さらにゆるやかに広がるデザインが魅力的なこちらのチェア。
座面と背面背後に備え付けられたモジュールがフレームを支える設計となっており、座面の絶妙なカーブは、とても快適な座り心地です。
コンパクトな設計により、12脚までスタッキング可能です。

「世界は富裕層のみのために設計されたのではありません」とかつて発言したエンツォ・マーリの野心と、デザインに対するビジョンがこの一脚に込められています。

エンツォ・マーリ

1932年イタリア、ノヴァーラ近郊生まれ。ミラノ、ブレラ芸術アカデミーで学び、視覚芸術に取り組んでいた50年代より、ブルーノ・ムナーリの紹介でデザインを手がけ始める。50年を超えるキャリアを持ち、プロジェクト数は1000を超える。クライアントの反発を恐れない商業主義批判と、独自のデザイン哲学、ユートピアを語り続けることで社会に影響を与えてきた。