広島の椅子工房で製作されている、Combi 10R chair。

極めてシンプルな見た目ですが、職人の技が光る一脚。
フレームは丸みを帯びるよう特殊な刃物で削り出しをし、直線と曲線を織り交ぜながら作られているのが特徴です。
この名前にも入っている10Rとは、角の丸みの半径のことを指しています。
1円玉や50円玉の丸みが身近にある10Rのものです。
また肌ざわりもよさは、研磨する時間の長さを裏付けています。

座面には比重の高いウレタンと柔らかいウレタンを組み合わせる事で、比較的沈み込みの少ないしっかりした座り心地に仕上がっております。
また、ダイメトロールを使用することで驚くほど軽量。楽々と椅子を出し入れできます。

瀬戸内の穏やかな環境がそのまま椅子になったような、「優しさ」と「温もり」が感じられる一脚です。